8日(木)の日経平均指数は大きなギャップダウンで開始。開始直後はギャップダウンリバーサルで上昇したが、30分後からは下げ始め、流れは後場になっても変わらず、安値引け。日経平均株価の日足はナローレンジの陰線で終了。
朝方発表の2月の機械受注額が市場予想に反して減少したことに加え、前日夜の米国株式市場が軟調で、ドル円が上昇、輸出企業の収益改善期待が後退、高値圏での利益確定売りが続き、財政不安が残るギリシャの国債償還問題や中国人民元切り上げ観測も浮上し、終日軟調な展開で終始した。東証1部の売買高は21億0537万株。