カテゴリ: 米国株検証

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6月最初のマーケットとなった1(水)の米国ナスダックマーケットはギャップダウンで開始。ナスダック総合指数の日足チャートは非常に長い陰線、ダウも、長い陽線で終了。

ダウ平均の終値は1万2200ドル台へ大幅下落、日足チャートの20MAから陥落、ナスダックの日足チャートも20MAを切りダウントレンド領域へ下落。約一年ぶりの大きな下げ幅となった。

ニューヨーク証券取引所(NYSE)の売買高は速報値で約11億9千万株、ナスダック市場は約21億9千万株。

雇用や生産活動を反映する経済指標が共に市場予想を下回ったため、景気回復ペースが鈍化が想定以上との受け止め方から、利益確定目的の売り一色の展開となった。

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5月最後のマーケットとなった31(火)の米国ナスダックマーケットは大きなギャップアップで開始。ナスダック総合指数の日足チャートは長い下ヒゲをつけた陽線、ダウも長い陽線で終了。

ダウ平均の終値は1万2500ドル台へ復帰して日足チャートの20MAの真上、ナスダックの日足チャートはアップトレンドラインの上の位置まで上昇し、上昇幅は4月20日以来の大きさとなった。

ニューヨーク証券取引所(NYSE)の売買高は速報値で約15億1千万株、ナスダック市場は約23億9千万株。

欧州の財政不安が後退、売込まれた銘柄への買い戻しが優勢となり、月末絡みの買いに加え、ドル安・原油高を受けたエネルギー株が強く、中盤からはアップトレンドが継続する展開となった。

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27(金)の米国ナスダックマーケットはギャップアップで開始。ナスダック総合指数の日足チャートは陽線、ダウも陽線で終了。

ダウ平均の終値は依然1万2400ドル台、ナスダックの日足チャートはダウントレンドラインを突破した位置まで上昇。

ニューヨーク証券取引所(NYSE)の売買高は速報値で約6億9千万株、ナスダック市場は約16億6千万株。

3連休と月末を控えたマーケットは、持ち高を減らすための買い戻しのため、前半は強いアップトレンドが継続し大きく上昇したが、後半はその反動でダラ下がりの展開となった。

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26(木)の米国ナスダックマーケットは薄いギャップダウンで開始。ナスダック総合指数の日足チャートは長めの陽線、ダウは短い陽線で終了。

ダウ平均の終値は1万2400ドル台へ上昇、ナスダックの上げ幅はさらに大きく、ダウントレンドラインを突破できる位置まで上昇。

ニューヨーク証券取引所(NYSE)の売買高は速報値で約8億6千万株、ナスダック市場は約18億1千万株。

マーケット開始前に発表された米国内総生産(GDP)改定値は、前月発表の速報値と同水準で市場予想を下回ったため、オープニング直後は揉み合ったが、パソコン外部記憶装置大手の好決算を機に情報技術関連銘柄を中心に、強い展開が最後まで続く展開となった。

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25(水)の米国ナスダックマーケットはギャップダウンで開始。ナスダック総合指数の日足チャートは陽線、ダウも短かめの陽線で終了。

ダウ平均の終値は1万2300ドル台を推移、昨日に引き続き約1ヶ月ぶりの安値を更新。

ニューヨーク証券取引所(NYSE)の売買高は速報値で約9億7千万株、ナスダック市場は約18億株。

株式市場の3日続落で大きく下げたあとの短期的な戻り期待による買いが優勢となり、さらには原油先物など商品相場が堅調のためリスク資産敬遠の傾向が緩和され、終日アップトレンドが継続する展開となった。

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24(火)の米国ナスダックマーケットはギャップアップで開始。ナスダック総合指数の日足チャートは陰線、ダウは短い陰線で終了。

ダウ平均の終値は1万2300ドル台を維持したが、昨日に引き続き約1ヶ月ぶりの安値を更新。

ニューヨーク証券取引所(NYSE)の売買高は速報値で約8億7千万株、ナスダック市場は約18億3千万株。

製造業景気指数はマイナス圏に低下、さらには景気指数も前月から悪化、景気を牽引してきた製造業の先行不透明感が強まり、新築住宅販売件数は予想に反して増加したが、中古住宅に比べ市場規模が小さく、ダウントレンドの流れは変わらず、終始軟調で推移する展開となった。

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23(月)の米国ナスダックマーケットは大きなギャップダウンで開始。ナスダック総合指数の日足チャートはDOJIに近い陰線、ダウは長い陰線で終了。

ダウ平均の終値は1万2300ドル台へ下落し、約1ヶ月ぶりの安値となった。

ニューヨーク証券取引所(NYSE)の売買高は速報値で約8億7千万株、ナスダック市場は約17億5千万株。

格付会社S&Pがイタリアの格付見通しを引き下げ、スペインの市町村議会選で中央政府与党が大敗、財政緊縮策が見直されるとの思惑が浮上するなど欧州の財政問題の先行不透明感で欧州市場が下げたうえ、購買担当者景気指数(PMI)速報値の低下やシカゴ連銀景気指数の低下から、米国マーケットでも売られる展開となった。

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20(金)の米国ナスダックマーケットはギャップダウンで開始。ナスダック総合指数の日足チャートは陰線、ダウも陰線で終了。

ダウ平均の終値は1万2500ドル台へ下落、ナスダックの日足チャートは、トレンド判別の目安となる20MAの下で足踏み。

ニューヨーク証券取引所(NYSE)の売買高は速報値で約9億9千万株、ナスダック市場は約18億1千万株。

格付会社によるギリシャの債務格付けが引き下げられ、景気先行き不透明感から売られて始まったが、原油などの商品先物相場の反発で上げに転じる場面もあったが、その後再び週末要因などで売られて終了。

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19(木)の米国ナスダックマーケットはギャップアップで開始。ナスダック総合指数の日足チャートはDOJI、ダウは短めの陽線で終了。

ダウ平均の終値は1万2600ドル台へ上昇、ナスダックの日足チャートは、トレンド判別の目安となる20MAへと復帰中。

ニューヨーク証券取引所(NYSE)の売買高は速報値で約8億7千万株、ナスダック市場は約17億2千万株。

マーケット開始前に発表された新規失業保険申請件数は予想以上に減少したが、マーケット開始30分後に発表されたフィラデルフィア連銀景気指数は低下、さらには中古住宅販売件数も市場予想とは逆に減少したため乱高下風の上値が重い展開となった。

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18(水)の米国ナスダックマーケットは薄いギャップダウンで開始。ナスダック総合指数の日足チャートは長い陽線、ダウも長い陽線で終了。

ダウ平均の終値は1万2500ドル台へ上昇、ナスダックの日足チャートはダウントレンドだが、トレンド判別の目安となる20MAへと復帰中。

ニューヨーク証券取引所(NYSE)の売買高は速報値で約8億8千万株、ナスダック市場は約18億3千万株。

原油先物相場が反発、さらには市場が懸念していた、FOMCの景気に対する見方が好感される方向となったため、終日アップトレンドが続く展開となった。

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