カテゴリ: 米国株検証

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18(金)の米国ナスダックマーケットはギャップアップで開始。ナスダック総合指数は陰線、ダウはDOJIに近い陽線で終了。 

ダウ平均の終値は依然1万1700ドル台を維持、ダウ・ナスダック共に日足は5日ローバンドの下の位置。

ニューヨーク証券取引所(NYSE)の売買高は速報値で約9億6千万株、ナスダック市場は約17億2千万株。

欧州債務問題への懸念がやや後退、さらにマーケット開始30分後に発表された米景気先行指標総合指数は市場予想を上回り、売買が交錯する展開となった。

欧州連合(EU)内で欧州金融安定基金(EFSF)の強化策が検討され、欧州中央銀行(ECB)が国際通貨基金(IMF)を通じて融資する案がEU内で支持されているとの報道が、株価を下支えしたようだ。

 

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17(木)の米国ナスダックマーケットは薄いギャップダウンで開始。ナスダック総合指数は非常に長い陰線、ダウも陰線で終了。 

ダウ平均の終値は1万1700ドル台へ下落、ダウ・ナスダック共に日足は5日ローバンドの下まで下落。

ニューヨーク証券取引所(NYSE)の売買高は速報値で約9億8千万株、ナスダック市場は約21億6千万株。

欧州市場でスペインの10年物国債利回りが1997年以来の高水準となり、欧州債務問題への警戒感から、マーケットは終始ダウントレンドで推移する展開となった。

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16(水)の米国ナスダックマーケットは大きめのギャップダウンで開始。ナスダック総合指数は長い上ヒゲをつけた陰線、ダウも陰線で終了。 

ダウ平均の終値は1万1900ドル台へ下落、ダウ・ナスダック共に日足は200MAの真下の位置まで後退。

ニューヨーク証券取引所(NYSE)の売買高は速報値で約9億2千万株、ナスダック市場は約19億3千万株。

マーケット開始前に発表された米鉱工業生産指数が市場予想以上となり、最近の米経済指標の改善を好感した買いで始まったが、欧州債務問題が依然不透明感なうえ、原油先物のが大幅に上昇した影響で、売買が交錯する展開となり、マーケット終盤ではリスク回避や利益確定の売りを浴び、大きく下げて終了。

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15(火)の米国ナスダックマーケットはギャップダウンで開始。ナスダック総合指数は長めの陽線、ダウはDOJIに近い陽線で終了。 

ダウ平均の終値は1万2100ドル台へ上昇、ダウ・ナスダック共に日足は200MAの真上の位置。

ニューヨーク証券取引所(NYSE)の売買高は速報値で約7億8千万株、ナスダック市場は約16億6千万株。

新内閣が発足したイタリアのモンティ新首相が16日にナポリターノ大統領を訪ねるとの報道で、財政再建への取組み期待に加え、米国内での小売売上高が市場予想以上で、年末商戦が好調になるとの観測から、マーケット中盤から強いアップトレンドが継続する展開となった。

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14(月)の米国ナスダックマーケットはギャップダウンで開始。ナスダック総合指数は短めの陰線、ダウも短い陰線で終了。 

ダウ平均の終値は1万2000ドル台へ少し下落、ダウの日足は200MAの上、ナスダックは200MAの下の位置。

ニューヨーク証券取引所(NYSE)の売買高は速報値で約7億株、ナスダック市場は約13億8千万株。

イタリアの財政再建は以前不透明感のため、運用リスクを回避と、利益確定の売りで軟調に推移する展開となった。

ボーイングはアラブ首長国連邦から中型旅客機「777」を50機受注、さらにウォーレン・バフェット氏はIBM株の5.5%を取得したという報道の影響で、ダウ・ナスダックとも比較的下げ幅は少なかったようだ。

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11(金)の米国ナスダックマーケットはしっかりした幅のギャップアップで開始。ナスダック総合指数は陽線、ダウも陽線で終了。 

ダウ平均の終値は1万2100ドル台へ上昇、ダウの日足は200MAを突破、ナスダックは00MAの真下の位置まで回復。

ニューヨーク証券取引所(NYSE)の売買高は速報値で約7億6千万株、ナスダック市場は約15億7千万株。

イタリア上院は財政安定法案を可決したため不安要素が後退したため欧州株式市場が軒並み上昇、さらには予想を上回る米経済指標や米主要企業の好決算が追い風となって、終始アップトレンドが継続する展開となった。

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10(木)の米国ナスダックマーケットは大きめのギャップアップで開始。ナスダック総合指数は下ヒゲをつけた陰線、ダウは短い陽線で終了。 

ダウ平均の終値は1万1800ドル台へ上昇、ダウ・ナスダックともに日足は200MAの真下の位置。

ニューヨーク証券取引所(NYSE)の売買高は速報値で約9億株、ナスダック市場は約18億6千万株。

前日急上昇したイタリアの国債利回りが低下、イタリアの与党が野党との連立受け入れを検討しているとの報道に加え、ギリシャの新首相が決定するなどの要因で、マーケットは持ち直す展開となった。

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9(水)の米国ナスダックマーケットは大きなギャップダウンで開始。ナスダック総合指数、ダウともに長い陰線。 

ダウ平均の終値は1万1700ドル台へ大きく下落、ダウ・ナスダックともに日足は200MAと20MAを切った位置まで下落。

ニューヨーク証券取引所(NYSE)の売買高は速報値で約11億1千万株、ナスダック市場は約21億1千万株。

財政問題や政局混迷の懸念が強いイタリア10年物国債の利回りが、財政運営の持続性が危ぶまれる7%を上回り、大きく下げて始まった。

マーケットの後半に入るとメルケル独首相のキリスト教民主同盟(CDU)が、ユーロ圏加盟国から脱退できる制度を作ることを検討しているとの報道で、欧州問題への懸念が一段と強まり、強いダウントレンドが推移し、最後は安値引けで終了。

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8(火)の米国ナスダックマーケットはギャップアップで開始。ナスダック総合指数、ダウともに長い下ヒゲをつけた短めの陽線。 

ダウ平均の終値は1万2100ドル台へ上昇、ダウ・ナスダックともに日足は200MAを超えた位置だ。

ニューヨーク証券取引所(NYSE)の売買高は速報値で約8億8千万株、ナスダック市場は約18億2千万株。

イタリアの財政再建問題のため軟調で推移していたマーケットは、イタリアのベルルスコーニ首相が、財政安定法案成立後の辞任と表明、マーケットは一気にアップトレンドが継続する展開となり、ダウもナスダックも高値引け。

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7(月)の米国ナスダックマーケットは薄めのギャップダウンで開始。ナスダック総合指数は長い下ヒゲをつけた短い陽線、ダウも短い陽線で終了。 

ダウ平均の終値は1万2000ドル台へ上昇、ダウ・ナスダックともに日足は依然ハイローバンドのハイバンドあたり。

ニューヨーク証券取引所(NYSE)の売買高は速報値で約7億8千万株、ナスダック市場は約16億7千万株。

ギリシャ債務問題の不安がイタリアへ波及した影響で、開始早々は利益確定の売りのため軟調で推移したが、欧州投資銀行(EIB)が条件付きで金融機関への追加融資への可能性を示唆、債務危機克服への期待から、マーケット中盤からはアップトレンドが継続する展開となった。

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