19(月)の米国ナスダックマーケットは適度なギャップアップで開始。ナスダック総合指数、ダウ共に陰線で終了。
ダウ平均の終値は、1万1700ドル台へ下落し3週間ぶりの安値、ダウの日足は20日移動平均線の真下、ナスダックは20日移動平均線からブレイクダウンしてしまった。
ニューヨーク証券取引所(NYSE)の売買高は速報値で約7億7千万株、ナスダック市場は約15億1千万株。
ドラギ欧州中央銀行(ECB)総裁は域内国債買い取り拡大に消極的な姿勢を示し、ユーロ圏17カ国の財務相による電話協議では欧州安定メカニズム(ESM)の資金上限引上げに合意できなかった旨の報道によりマーケットは終始軟調で推移、米国巨大銀行の自己資本規制が厳しくなるとの観測報道から銀行株セクターの下げもダウントレンドに拍車をかける展開となった。