カテゴリ: 米国株検証

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19(月)の米国ナスダックマーケットは適度なギャップアップで開始。ナスダック総合指数、ダウ共に陰線で終了。 

ダウ平均の終値は、1万1700ドル台へ下落し3週間ぶりの安値、ダウの日足は20日移動平均線の真下、ナスダックは20日移動平均線からブレイクダウンしてしまった。

ニューヨーク証券取引所(NYSE)の売買高は速報値で約7億7千万株、ナスダック市場は約15億1千万株。

ドラギ欧州中央銀行(ECB)総裁は域内国債買い取り拡大に消極的な姿勢を示し、ユーロ圏17カ国の財務相による電話協議では欧州安定メカニズム(ESM)の資金上限引上げに合意できなかった旨の報道によりマーケットは終始軟調で推移、米国巨大銀行の自己資本規制が厳しくなるとの観測報道から銀行株セクターの下げもダウントレンドに拍車をかける展開となった。

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16(金)の米国ナスダックマーケットは大きなギャップアップで開始。ナスダック総合指数はDOJI、ダウ指数もDOJIというちょっと珍しいパターンで終了。 

ダウ平均の終値は、依然1万1800ドル台を維持、ダウの日足は20日移動平均線の真上、ナスダックは20日移動平均線を切った位置。

株価指数先物・オプションなどの清算値算出日だったため、ニューヨーク証券取引所(NYSE)の売買高は速報値で約17億4千万株、ナスダック市場は約25億2千万株と大商い。

米国の経済指標が好調のため、強く始まったが、格付会社フィッチ・レーティングスがユーロ圏6カ国の長期債務格付を引下げ方向で見直すとの報道に加え、週末要因となる手仕舞いの売りのため、マーケットの始まった位置まで下げて終了。

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15(木)の米国ナスダックマーケットは大きなギャップアップで開始。ナスダック総合指数は陰線、ダウ指数は上ヒゲをつけた短い陽線で終了。 

ダウ平均の終値は、依然1万1800ドル台、ダウの日足は200日移動平均線の真下、ナスダックは20日移動平均線を切った位置。

ニューヨーク証券取引所(NYSE)の売買高は速報値で約8億6千万株、ナスダック市場は約17億株。

スペイン政府の国債入札が予想より良好だったためマーケットは上げて始まり、米国内の経済指標である新規失業保険申請件数や、フィラデルフィアとニューヨークの両連邦準備銀行が発表した景気指数ともに、市場の予想を上回ったため、ダウはしっかりした動きとなった。一方ナスダックは、オープニング直後、利益確定の売りを浴びたが、中盤から以後は、下値の安定した動きで推移する展開となった。

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14(水)の米国ナスダックマーケットはギャップダウンで開始。ナスダック総合指数は陰線、ダウ指数も陰線で終了。 

ダウ平均の終値は、1万1800ドル台へ下落し2週間ぶりの安値となり、ダウの日足は200日移動平均線から陥落、ナスダックは20日移動平均線を切った位置まで後退。

ニューヨーク証券取引所(NYSE)の売買高は速報値で約9億3千万株、ナスダック市場は約17億6千万株。

イタリアの長期国債利回りが財政運営の障害になる7%を上回り、ドル高・ユーロ安ためドル建決済の原油や金など商品相場が大幅安となり、エネルギー、資源株が大きく下げた影響で、軟調な展開となった。

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13(火)の米国ナスダックマーケットはギャップアップで開始。ナスダック総合指数は長い陰線、ダウ指数は長い上ヒゲをつけため、短い陰線で終了。 

ダウ平均の終値は、1万1900ドル台へ下落、ダウの日足はかろうじて200日移動平均線の上、ナスダックは200日移動平均線より少し下げた位置まで後退。

ニューヨーク証券取引所(NYSE)の売買高は速報値で約9億3千万株、ナスダック市場は約17億3千万株。

ドイツの欧州経済研究センター(ZEW)発表の12月景気予測指数が上昇、欧州金融安定基金(EFSF)やスペインの短期証券の入札も一定の需要があったため、強く始まったが、欧州の金融安全網として設立予定の欧州安定メカニズム(ESM)への資金上限の引き上げにドイツのメルケル首相が否定的な発言をしたため、マーケットは一気にダウントレンド。

その後マーケット中盤以降に、米連邦準備理事会(FRB)が米連邦公開市場委員会(FOMC)で市場の予想通り政策金利の据え置きを決め、ユーロが対ドルでさらに下げ始めたため、マーケットはさらに大きく急落する展開となった。

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12(月)の米国ナスダックマーケットは大きめのギャップダウンで開始。ナスダック総合指数は下ヒゲをつけたDOJIに近い陰線、ダウ指数は長めの陰線で終了。 

ダウ平均の終値は、1万2000ドル台へ下落、依然ダウの日足は200日移動平均線の上、ナスダックは200日移動平均線の真下。

ニューヨーク証券取引所(NYSE)の売買高は速報値で約7億8千万株、ナスダック市場は約15億2千万株。

欧州連合(EU)首脳会議後、ムーディーズが欧州諸国の格下げの可能性を示唆、フィッチ・レーティングスは首脳会議が包括的な解決策が提示できなかったとの厳しい評価により、マーケットは大きく下げて始まったあとも軟調に推移する展開となった。

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9(金)の米国ナスダックマーケットはギャップアップで開始。ナスダック総合指数は上い陽線、ダウ指数も長い陽線で終了。 

ダウ平均の終値は、1万210ドル台へ上昇、ダウの日足は200日移動平均線の上、ナスダックは200日移動平均線の真下まで上昇。

ニューヨーク証券取引所(NYSE)の売買高は速報値で約8億2千万株、ナスダック市場は約16億1千万株。

欧州連合(EU)首脳会議で国際通貨基金(IMF)を通じた安全網構築や、ユーロ圏17カ国を軸に財政規律強化のための新条約作成合意など、欧州問題対策が進展、さらには米消費者態度指数(速報値、ミシガン大学調べ)が市場予想を上回ったため、終日アップトレンドで推移する展開となった。

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8(木)の米国ナスダックマーケットはギャップダウンで開始。ナスダック総合指数は短い上ヒゲをつけた長めの陰線、ダウ指数も長めの陰線で終了。 

ダウ平均の終値は、1万1900ドル台へ下落、ダウの日足は200日移動平均線の真上あたりまで後退、ナスダックは20日移動平均線の上まで後退。

ニューヨーク証券取引所(NYSE)の売買高は速報値で約9億3千万株、ナスダック市場は約17億6千万株。

欧州中央銀行(ECB)総裁が域内諸国の国債買入れ拡大に慎重な見方を示し、さらにドイツが欧州連合(EU)首脳会議の共同声明案に反対しているとの報道で、9日まで開かれるEU首脳会議では対策がまとまらないとの懸念から、マーケットは終始ダウントレンドで推移する展開となった。

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7(水)の米国ナスダックマーケットはギャップダウンで開始。ナスダック総合指数は上下にヒゲをつけた短い陽線、ダウ指数も上下にヒゲをつけた短い陽線で終了。 

ダウ平均の終値は、1万2100ドル台で約1カ月半ぶりの高値、ダウの日足は200日移動平均線を突破、ナスダックは依然突破目前で足踏み状態。

ニューヨーク証券取引所(NYSE)の売買高は速報値で約9億7千万株、ナスダック市場は約16億1千万株。

マーケット開始早々は、米格付け会社がユーロ圏大手金融機関の信用格付け引き下げ方向で見直すとの発表で、目先の利益確定の売りで始まったが、8日から9日にかけて開催される欧州連合(EU)首脳会議を前に、債務問題克服への期待から、買い戻される展開で終日底堅い動きで推移する展開となった。

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6(火)の米国ナスダックマーケットは大きなギャップアップで開始。ナスダック総合指数は短い陰線、ダウ指数は上ヒゲをつけた短い陽線で終了。 

ダウ平均の終値は、1万2100ドル台へ上昇、ダウの日足は200日移動平均線を突破、ナスダックは突破目前で足踏み状態。

ニューヨーク証券取引所(NYSE)の売買高は速報値で約8億株、ナスダック市場は約14億7千万株。

欧州連合(EU)が債務問題克服への安全網整備検討報道に加え、米国主要企業の業績改善期待で底堅く推移する展開となった。

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