Tokyo Walk
木挽町 湯津上屋 (ゆずかみや)
最近見つけた蕎麦屋。
那須にある「湯津上屋」のご子息夫妻が東京に出店されたという、銀座の裏手にある、木挽町 湯津上屋 (ゆづかみや)。
ビルの影の裏路地にあるほんとに小さな店で、通りがかりで見つけるのは不可能なロケーション。
昔懐かしい日本の家屋を想い出せてくれる内装で、店内が少し狭いという点をあまりデメリットと感じさせないインテリアデザインだといえるでしょう。
麺は細切りで柔らかく、しっかりと冷やした温度で供されるので、特に暑くなってくる季節になると、おいしく感じます。
つゆの辛口加減もいい。
蕎麦湯も、最近このクラスの蕎麦屋の流行?で白濁した濃い目のもの。
接客については、少しスノッブな感じ。
一眼レフで黙って写真をとると叱られますからご注意を。^^
中央区銀座1−22−14
03-3567-0838
定休日は月曜日
[火〜金] 11:30〜21:00
[土・日] 11:30〜19:00
土日営業は嬉しいね。ウチから至近距離だし・・^^
蕎麦屋は「田子作煎餅」のちょうど裏。
なわけで帰りは路上パーキングスポットのまん前にある、ここへ立ち寄ることになる。^^
良質の銘柄米を洗い磨き渇きあげた自家製の生地を干し上げ、ほいろ焙炉で加減し、炭火の具合を見て調整しながら一枚一枚手で焼くというのがウリ。
良い米で出来た塩煎餅本来の味を出すには、やはり炭火だという。
炭火は火加減が難しく、うすい煎餅では、ゆっくり返していてはすぐ焦げてしまい、早すぎるとまだ火が通らないため、微妙に変化する炭火を自由に扱えるようになるには長い経験と鋭い勘が必要になるという。
食品加工に用いられる炭は材質と焼き方によって異なり、用途によってもそれぞれの特長が生かされるが、小魚を焼くには柔らかな炭、豆腐や油揚げには軽い炎のたつような炭、鰻・焼鳥・焼肉には堅炭、煎餅にも、有害なガスや臭いがなく、火力が長持ちして火が通って中から焼ける堅炭の最高級の備長炭が一番適しているという。
焼き上がった煎餅には、保存料や着色料を使わない千葉特産の生醤油を特製のタレを刷毛で塗り仕上げる。
ここで売っている千葉産殻付落花生は、とてもうまい。
だが2007年5月から、落花生の販売は中止してしまった。
残念なり。
所在地 東京都中央区銀座1丁目22-10
銀座ストークビル1階
TEL 03-3561-2341
営業時間 10:00 〜 19:00
定休日 日曜、祭日
20070116
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