Tokyo Walk
銀座・土風炉
「とふろ」と読む。
土風炉とは、「茶の湯の席で茶を沸かす道具」のことだそうで、「そんな茶の湯のような憩いのひとときを」過ごせる店ということなのだろう。
ここが、経営している会社のオフィシャルページ。
店舗一覧を見ると、現時点で東京には19店舗あり、銀座にはもう一店あり、新宿にもあるようだ。
地下鉄銀座一丁目駅のそば
住所:中央区銀座1−10−6 銀座ファーストビルB2
平日の営業時間:11:30〜13:30、16:30〜23:30(ラストオーダー22:30)
土日祝:11:30〜23:30(ラストオーダー22:30)
無休(年末年始休)
地下鉄有楽町線銀座一丁目駅10番出口より徒歩1分
地下鉄日比谷線銀座駅より徒歩5分
中央通りを日本橋方面へ直進、右手MELSAビル右折、2本目の左手のビル
山手線有楽町駅銀座口より徒歩8分
中央通りに出て、MELSA横を直進、2本目の左手のビル
地下二階にある
田舎屋風というかインテリアは、昔の日本のモチーフを使っている。
なわけで、われわれはここを「忍者屋敷」と呼んでいる。
おまけに相当広い。
そばにはよく宿泊していた、ホテルモントレ銀座 (ホテルモントレチャーン)や姉妹ホテル?のホテル・ラスールがあり、そこからは歩いて30秒。
銀座にオフィスがあるときは、頻繁に利用していたし、ジェスなんかは勝手に先に行って、ビールを飲んでいることがよくあった。
割安感があるうえに、「10割そば」などというスペシャル感のある料理を含んだ多くのメニューがある。
わかりやすくいえば、いわゆる居酒屋チェーン店。
テーブル席のほかに、焼き鳥を焼く厨房の前にカウンター席があるので、1人で来ても楽しめる。
金曜の午後6時ごろ、予約なしで行くと、2時間待ちとかになるので、予約をしていった方がよろしい。
店員は、こざっぱりとした揃いの作務衣風の制服?を着たお姉さん方。
てきぱきと注文を取ってくれるし、テーブル席には、呼ぶためのスイッチがついているので、押すとすぐにやって来る。
メニューには「頼んでから15分以上かかったら御代は頂きません」とある。
手作り豆腐や、サラダ類も工夫があり、焼き鳥類はまあまあ。
値段を考えると納得の線だ。
「10割そば」はなかなかのもの。
生わさびがついているのだが、自分で「おろさなければ」ならない。
この「おろすための」サメの皮製の「おろすためのもの」がとてもマニアック?なもので、効率が悪いというか、おろしにくいため、力が必要だし時間もかかる。
そちらで、わさびを「すって」くれませんか? というと、きっぱりと断わられた。(笑)
「つなぎ」を使わない「10割そば」は量もあり、また生粉打ち的な色合いや風味があるので、飲んで食べたあとに、いつもオーダーしている。
個人的には、お姉さん方が、忍者の装束を着てくれれば、もっといいのだけれど。
「くの一」風にね。
なんだかんだといっても、総合的になかなか満足度の高い、忍者屋敷だと思う。
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