特別セミナー開催のご案内 日時や会場などの詳細
リンダ・ラシュキ氏来日
すでにご承知だと思いますが Daytradenet のトップページに、リンダ・ラシュキさんのチャットルームで実際に公開されているコメントの一部
がリンダのTIPとして掲載されています。
アメリカでは彼女を知らないトレーダーはいないと言われているほど著名なトレーダーで、現在はLBRキャピタル(http://www.lbrcapital.com)という彼女自身が設立した教育会社でセミナーを開催し、チャットルームにて毎日ライブトレードを公開
されています。
彼女自身、「魔術師リンダ・ラリーの短期売買入門」という本を出版され、アメリカではベストセラーとなり、日本でもパン・ローリング
社から日本語に翻訳されて発売されています。
また、JDシュワッガー著の「新マーケットの魔術師」にも、ナンバーワン短期トレーダーとして紹介されています。
このリンダ・ラシュキさんを特別講師として迎え、11月末にスペシャルセミナーを開催できる運びとなりました。
(セミナーには通訳がつきます)
セミナー内容は、E-miniなどの先物だけではなく、証券からとうもろこし、金などの商品、円やドルなどの為替、債権、アメリカから日本、ドイツまで場所、種類に限らずどのマーケットにも適応する彼女の素晴らしいトレードテクニックを、特別なテキスト付きで提供する予定です。
開催日程(場所STEC情報ビル・いつものセミナー会場です)
11月30日(土)1DAYセミナー・午前10時 - 午後5時・定員20名
12月01日(日)1DAYセミナー・午前10時 - 午後5時・定員20名
つまり1DAYセミナーを2回開催します。
受講費用:15万円/1名/(1DAYセミナー)
(デイトレードネットのセミナー既受講者は12万円)
また、セミナー初日の前日である金曜の夜に、パンローリング社のご協力をいただき、彼女のセミナー内容がどういうものかがわかるような、短時間の無料セミナーとラシュキ氏のサイン会の開催
いたします。
リンダラシュキ氏の無料セミナー・サイン会
リンダ・ラシュキ氏のセミナーではどういったことを教えるのか?
一般的なデイトレードの知識だけなのか、 実践に促した内容なのか?
という問い合わせをいただいた。
もちろん一般論だけで終わることはありません。
以下は当日使用するテキストの目次です。
◆マーケット The
Nature of the Game
価格変動の法則
トレンドは反転するよりも持続しやすい
モーメンタムが値動きを誘導する
トレンドはクライマックス(高値と安値の先端)で終了する
マーケットはレンジ(値幅)拡大と縮小を繰り返す
Tape Reading
Tape Reading Part 2
◆トレーディングデイ
前日の高値と安値
マーケットオープニング
Closing Hour
◆チャートの法則
最高のトレードチャートパターン
マーケット分析の基礎
トレンド
20移動平均線
ボラティリティーの周期
ボラティリティー指標
過去7日間でレンジが最も狭い日
◆セットアップ
ケルトナーチャンネル
S&Pスカルピング「ショートスカート」セットアップ
「ショートスカート」セットアップの方法論
価格動向・オシレーターパターン
3/10 オシレーター
ファースト・クロス BUY/SELL
インターミディエイト BUY/SELL
3/10 アンチ
バー・ディバージェンス・シグナル
パワートレード-2つのタイムフレーム
ADX(平均方向性指数)とホーリーグレイル
ギャップ
アウチ・オープニング
ウップス・トレード
シェイクアウト
クロスオーバー
レンジの箱
◆トレードルール
スウィングトレードの概念
スウィングトレードのルール
短期トレード傾向のまとめ
◆トレード必勝50カ条
参考までに、ラシュキ氏の有料ライブチャットから実際のトレードの記録を再現。
10月8日:General Electric (GE) 空売り @23.57
15分足チャートのベアフラッグからのブレークダウン、第一目標は
22ドル50セント付近。
上のチャートでの上昇している部分は「旗」のような形状のため、「フラッグ」と呼ばれている。
下の長めの15分チャートで見ると、トレンドはダウントレンド。
つまりこのような「ベア」なトレンドで発生するフラッグを「ベアフラッグ」と呼ぶ。
アウトラインだけならと、リンダ氏側から了解はいただいていますが、これ以上の詳細を勝手に書くと怒らそうなので、ご勘弁を。
詳細はセミナーでどうぞ。
このリンダ氏のセミナーについて補足させて頂くと、トレードの基本を理解された上で受講された方が、受講効果は高いだろう。
セミナー自体が、一日のセミナーのため、基本的なことを細かく説明している時間がないため、全くトレードの正しい基本を理解されていないと、理解するのが難しいかも知れません。
全く、基本的なことがわからない方は前もって、今週末から始まる3DAY基礎セミナーを受講されることをお勧めします。
リンダ・ラシュキ氏について
先日リンダ・ラシュキ氏のセミナーについて書いたが、氏についてのバックグラウンドを知りたいというお便りをいただいた。
リンダ・ラシュキ氏については、著者:ジャック・D・シュワッガー、訳者:清水昭男による『米トップトレーダーたちが語る成功の秘密』
(発売:同友館・発行:パン・ローリング・1999年3月27日第1刷発行
)に詳しく記述されている。
この本にはリンダ・ブラッドフォード・ラシュキ氏のトレードに関する面白いエピソードも数多く記載されているが、トレーディングに対しての真剣
さを知る上で、面白い逸話が紹介されている。
それは彼女が出産の当日もトレーディングをしていた
ということなのだが、詳しく読んでみると、娘さんを出産された何と3時間後にはトレードをしていたというから驚きだ。
質問者が「出産の最中には、さすがに、トレードはできなかったでしょう?」と、冗談半分で尋ねると、その答えは・・
「朝の四時でしたから、マーケットは開いていませんでした」
ユーモアのセンスは、さすがアメリカ人。
私なんかは、飲みに出かけて盛り上がってきたら、トレードの時間を過ぎても飲み続けることがあるから、ラシュキ
氏の真摯さを煎じ、カクテルにでも入れて飲まないと。
なんていってるうちはダメだなあ。(笑)
何故出産から3時間後にトレードを始めたのかという理由だが、何だと思います?
出産のその日が最終取引日になっていた通貨のマーケットで売り持ちを抱えていたらしく、それがまたいいポジションだったので、次の限月にこのポジションを移したかったの
だという。
さすがプロ中のプロ。
このように、リンダ・ラシュキ氏はトレーディングに対しての真剣さに置いても、そこいらのプロとはレベルが違うように思える。
20年以上ものキャリアを持つラシュキ氏も、最初から順調滑り出しというわけではなかったようだ。
大学を卒業した後、自分の希望する株式ブローカーの職には就けなかったようだが、それでもトレードがよほど好きだったのだろう。
出社前に、パシフィック・コースト証券取引所のトレードフロアに立ち寄るのを日課にしていたのだという。
もちろんその理由は、ラシュキ氏がマーケットに魅せられていたからなのだが、こうした熱意がトレーダーになる機会
を手に入れるための、大きなきっかけになったようだ。
多くの人は自分の夢や希望について、漠然とした希望を持っていても、毎日の生活に追われるうちに、やがて忘れてしまい、あるいは具体的なアクションを起こすことなく終わってしまうものだ。
だが彼女は毎日トレードフロアに通い続け、取引所で友人を見つける。
そして、オプション取引の基礎を学ぶことになる。
ラシュキ氏の熱心さが彼女にトレーダーヘの道を開いたというわけだ。
希望を現実に変える扉を開くものは、いつでも、どんなときでも、人の持つ情熱だということがよくわかるエピソードだ。
このようにしてパシフィック・コースト証券取引所、フィラデルフィア証券取引所などで6年間にわたって、彼女はフロア・トレーダーとしての経験を積むが、初期に一度ひどく負けた以外、ラシュキ
氏はフロア・トレーダーとして着実に利益をものにしていたようだ。
ここでまたラシュキ氏の人生を変える出来事が起こる。
1986年の暮れに、乗馬事故で負傷しフロア・トレーディングができなくなってしまうと言う事態に直面する。
そのためオフィスからトレードをしなくてはならなくなるのだが、こうした環境が意外と合っていたようで、この落馬事故がやがてトレードの場所を、オフィスから自宅に
移すきっかけになったようだ。
フロア・トレーダーがオフィスでトレーディングをしようとするとに多くの場合、うまく行かないことが多いと言われている、
自分一人だけという環境でトレードの決断をするのは、慣れないと非常に難しいことは想像に難くない。
トレードスタイルやそのトレーダーの性格にもよるだろうが、幸いなことにラシュキ氏の場合、フロアを離れた初年度に、自己最高収益を記録したという。
落馬事故が、ラシュキ氏のトレーダーとしての自信に繋がる出来事へのきっかけになるとは、誰が予想できただろうか。
さらにまた、ラシュキ氏については驚くような事実がある。
エップスタイン・バー症候群という活力を喪失する症状が表われる病気にかかっていたにもかかわらず、この本のインタビューアーはラシュキ氏に初めて会ったとき、彼女のテンション
の高さに驚いたという。
彼女自身は、フルタイムでトレードをしながら、子供を育て、業者・作業員と自宅の改築に伴う作業を進め、趣味である乗馬や馬の調教も活発にこなしていたという。
そのため、こうした負担が発病の原因だとラシュキ自身は思っていたようだ。
この本のインタビューには、4日間静養をして、十分なエネルギーを貯えておいたと、ラシュキ氏自身が説明したため、インタビューアーは彼女の家でインタビューを行うのを提案した
というが、ラシュキ氏はニューヨークに来ることを希望したのだという。
後にインタビューアーは、まったく健康そうなラシュキ氏を前にして、病に侵されている彼女を想像することができなかったという。
こうした活力はどこから生まれるのだろうか?
彼女自身はこの本でこう述べている。
「かえって、これで良かったと思っています。35歳までにすべてのことをやってしまおうとするより、私はまだ33歳で、まだ若いし、大きな可能性に満ちあふれた多くの時間がある、と思うようになりました」
。
多くの人は困難に直面したとき、精神的に弱くなり、前向きな考えができなくなるものだ。
こうしたときこそ自分を信じ、自分に自信をつけるような考え方が必要になるのだが、ラシュキ氏のこのエピソードからは、彼女が強い精神力の持ち主であり、さらに非常に「柔軟な考え方」をしていることが伺える。
あらゆるものの真価は、それを獲得するための苦労と困難である。
アダム・スミス
赤とブルーの半透明のゾーンは、前日とのギャップを示し
グリーンの半透明のゾーンは、利益ゾーンを示しています。