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990722 Thurs.


ダウ

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マーケットはグリーンスパンの発言前から下落しています。

グリーンスパンについては、今日の掲示板に書きこみましたが、少し整理してみましょう。

まず、ここのを見ると


http://www.bigcharts.com/news/

"When Alan speaks the market listens.

マーケットはやはりグリーンスパンの発言を気にしているようです。

Unfortunately the market did not like what he had to say," said Bryan Piskorowski, market analyst at Prudential Securities.

このフレーズの前文を読むと、インフレになったら、当局は金利を上げてきちんと対応する用意があるという意味の発言をしています。

しかし、マーケットがこれに嫌気して過敏に反応したということですが、プルーデンシャル証券のブライアンさんのコメントでは

"It's fairly hawkish. We were expecting more of a feel good type-testimony," said Piskorowski.

まあ投資家の気分としては、こういう「タカ派」的な発言ではなく、もっと株価が上がるような発言が欲しかったと、ブライアンさんは投資家の気分を代弁していますね。


ナスダック

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大きく下げたNASDAQ。後半も弱い。

CNNファイナンシャルニュースです。

http://www.cnnfn.com/markets/


Wall Street went on the defensive Thursday following stern comments
from Federal Reserve Chairman Alan Greenspan,

Defensive という言い方をしていますが、「守る」というより「腹を立てる」という意味でしょうね。アマゾンなんかは、15ポイント下落しましたから、業績発表も悪くないだろうと、ロングでポジションを持っている人は、怒ってるでしょう(笑)

who sent both blue chips and technology shares sharply lower as he warned investors that he remains on the lookout for signs of inflation.

当局はインフレをきちんとチェックするということですから、きちんとした政策をとってきた実績を見ても、投資家としては本来、喜ぶべきことでしょうが、連日の下げによる心理不安が大きいということでしょう。

ネットで参入している一般投資家は先日の下落でかなりナーバスになっていますからね。

一般の投資家がオンラインで株式市場に参入することで、少しのニュースで大きく動揺するという傾向が以前より強くなっているように感じます。

IBM、AOLやルーセント、ノキアなど軒並み下がりました。

サンマイクロシステムズも弱い。


マイクロソフト ・ MSFT

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今日のマイクロソフト

MSNBC を見てみましょう。

http://www.msnbc.com/news/292183.asp

Greenspan says Fed wary of inflation.

インフレには「油断していないぞ」と慎重な姿勢を示したあとで・・

He says central bank will act ‘promptly and forcefully’

当局は、「promptly 即座に そしてforcefully 力強く つまり断固として
インフレが現われたら、利上げをするぞ」ということで、投資家はげんなりしたようです。

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NASDAQのチャートを見ても、高値圏ですし、まさにセオリーどおりの動きをしていますね。

ファンダメンタルズから見ても、ここで下がるのは、正常なリアクションであり、ひいては健全なマーケットということにつながりますし、私としては歓迎です。政策当局はこのあたりの、マーケットのリアクションは計算してのことだと思いますよ。

では個別にいくつかの銘柄を Watch してみましょう。

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ダウントレンドと見るか、右上がりのトレンドが始まっていると見るかはなかなか微妙ですね。

25日の移動平均線を赤いローソク足
が下へ抜けると必ず下がっていますね。

ブルーのローソク足が突き抜けるまで、待つのが安全ですね。わからないときはトレードを避ける。

リスクを下げる、つまり無理はしないことです。

同じ、ネット関連の代表銘柄ヤフーです。

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25日の移動平均線と株価チャートつまりローソク足との関係をよく観察してみてください。

この移動平均線のパラメーターをその銘柄に合わせて、アジャストするのが使いこなしのコツです。

AOL・YHOOとも業績発表は良かったにもかかわらず、下がりました。

ファンダメンタルズ分析がこういうミックスした地合いでは、どれだけ当てにならないかは論より証拠ですね。

これからもますます、その傾向は強くなると思います。

つまり、マーケットの事情がよくわからない個人投資家が、NASDAQの取引量の15%以上を占めるようになってきている現在、こういう地合いでの心理的不安がますます、その株価に反映されるということになるのではないかと、推測しています。

これはもう少し検証してみる必要はありますが、そういう傾向はすでに強く出ていると思います。

もう少し見てみましょう。

QCOMの年間チャートです。


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この「チャートで見るマーケット」を継続してご覧いただいていれば、チャートの抵抗線をきちんと引けて読めれば、どれだけリスクを下げることができるのかが、少しはおわかりいただけたでしょうか?

ファンダメンタルズでの予測は、あくまでも結果論を基調にして、利用されてきたという事実を直視することです。

アナリストが、ある銘柄をアップグレードするのは、上がるだろうという予測からではありません。

ファンドマネージャーが、ファンドへ組み入れている銘柄が下がると、パフォーマンスが悪くなりますから、何とか株価が上がらないと困るわけです。

そこでアナリストの登場です。アップグレードというのは、株価がアップして、自分のファンドの成績がアップグレードして欲しいという、大手機関投資家の告白です。

その銘柄の本当の値打ちは、チャートという投資家の残した足跡だけです。大手の機関投資家の情報には、きちんとしたチャート分析が掲載されていることが、ほとんどありません。

単なるチャートだけ。

何故か?現状がわかると困ることも多いのです。

アナリストや機関投資家は、何故アップグレードするのかを説明しなければなりませんが、この説明はファンダメンタルズによる「予測は不可能だ」という事実があるのににもかかわらず、業績がよくなりそうというファンダメンタルズによる理由をつけているという矛盾があります。

上がるという暗示を与えて、みんなに買って欲しいがためなのです。

投資は、自分の目と判断で、するのものです。


同好会?が結成されたメトリコムです。


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あるアナリストなり、機関投資家の発表する、こういったダウングレードやアップグレードの情報を追跡検証して見たことがあるでしょうか?

個人投資家でそこまでやる人はほとんどいません。そこにつけこまれるのです。

下がっている途中でダウングレードしたり、上がっている途中でアップグレードを宣言すれば、当たっているように見えます。手はいくらでもあります。

NASDAQ指標より、よい成績を残しているファンドマネージャ−は25%以下で、75%は下回る成績しか残せないという現実を、忘れてはなりません。

強いマーケットでは、誰もがある程度はよい成績を残せます。

こういう弱いマーケットでは、どれだけ損失を出さないかが勝負です。

もちろん、利益が出せていれば何も問題はありませんが・・

真実は、まさにマーケットの中だけにあり、その足跡がチャートなのです。

私の知る限り、トップクラスのトレーダーは、IPOには決して手を出しません。

また、ショートをする頻度は非常に少ないのです。

そういうことをしなくても、きちんと利益が出せるからです。

どうか、自分で分析ができるように、勉強をしてください。

ここはそのためのサイトです。

勝ち残るためのショートカット(近道)などはありません。


990722 Thurs.

 

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