デュアルタイムオーバーナイトプレイ
日足チャートのローソク足の組み合わせや抵抗線やギャップを見て、ある程度方向を予測し、トレードのゲインを増やすための方法をご紹介しよう。
基本的には「呑み込みブル」や「呑み込みベア」などのパターン認識や、抵抗線を見ながら方向を予測する。
これができないと、単なるイントラデイのプレイで終わってしまうだろう。
この方法はオーバーナイトでのギャップを利用して、より大きなゲインを獲るプレイのため、オーバーナイトによるリスクは増えることは頭に入れておいた方がいいだろう。
10分足または15分足チャートを基本としたプレイなので、エントリーポイントがわりとアバウトでOKだ。
つまりタイムフレームとしては長めの少しゆったりとした時間単位でのトレード方法だ。
安全性を高くすると、ゲインは減少するが、これは常にトレードオフの関係ですから当然のことだということをよく理解することだ。
タイムフレームが長い分、脱出の選択肢が多くなるため、好きなパターンを選択できるのもメリットだ。
脱出ポイントも、短いタイムフレームのトレードに比べ、アバウトでいい。
このようなスウィングプレイを組み合わせることで、資金の多い人はより有利にトレードができるようになるだろう。
そしてスウィングプレイでのリスクコントロールの幅が広がるはずだ。
ぜひ、マスターしてご自分のスタイルに取り入れていただきたい。
では具体的な方法を説明しよう。
ヤマト運輸(9064)
まず日足チャートパターンで、翌日の方向を予測する。
ローソク足は4本の移動平均線の下に位置し、赤い斜め右下向きのトレンドラインがだんだん急な角度になっている。
つまりダウントレンドだ。
サポートラインを切った翌日にはギャップダウン。
さらに昨日はサポートをブレイクダウン。
今日は少しギャップアップで開始。
このギャップを下へブレイクダウンをした位置でショート(空売り)だ。
その日のうちにポジションを半分手仕舞い残り半分をオーバーナイト。
下は翌日を含めた、日足チャートだ。
見事にギャップダウン。
反転して上昇するところで、オーバーナイトとした残り半分を買い戻し、ポジションを完全にクローズする。
下の週足チャートで見るとメジャサポートライン(長いブルーの水平線)をブレイクダウン。
また、赤い右下がりのラインがダウントレンドが継続していることがわかるだろう。
そしてさらに次のサポートをブレイクダウンしている。
ショートプレイ(空売り)の典型的なステージが揃っていることがわかる。
赤とブルーの半透明のゾーンは、前日とのギャップを示し
グリーンの半透明のゾーンは、利益ゾーンを示しています。
チャートやトレンドツールは、Real
Tick というソフトを使っています。
|