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トレードストリームからの移行ガイド

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使い始めたのは 1997年


私がはじめて Real Tick を使ったのは、1997年の夏。

当時使っていたのは、オールテックインベストメントへの OEM として提供されていたものでしたから、PC Quote という名前だったが、中身は Real Tick そのものだった。

つまりこの2006年の夏で、かれこれ 9年間使い続けていることになる。

最初使ったソフトというものは、使い方がカラダに染み込んでいるため、なかなか手放せないものだ。

統合ソフトは2つ使っているので、ついこの間までは TradeStream と2つを使っていたが、そしてつい先日、ブローカーのRISA さんから次のようなメールが送られてきた。


お客様へ

私達が契約しているデータプロバイダー会社のトレードストリーム・グローバル社について大変残念なお知らせがございます。厳しい競争市場の中、トレードストリーム社は良心的な価格にて安定したプラットフォームの提供に力を注いできました。私達ブローカーも一丸となりより良い製品作りに努めてきましたが、残念なことに、財政難からトレードストリーム社はこれ以上の運営ができないことが判明いたしました。 私達も予想しなかった最悪の事態が急展開で起きてしまい、皆様へも急なお知らせとなってしまったことお詫び申し上げます。トレードストリーム製品は本日を持ちまして利用できなくなりますが、日本のお客様には別の素晴らしいプラットフォームをご用意させていただきました。

ダイレクトアクセスプラットフォームの最先端であるリアルティック(Real Tick)を開発したタウンセンド・アナリティックス社(Townsend Analytics, Ltd)がこの度、日本人顧客のためだけに特別にカスタマイズされたプラットフォームを提供してくれることになりました。タウンセンド社は1985年に創立され、リーマン・ブラザーズ・ホールディング(Lehman Brothers Holding Inc: シンボルLEH)の子会社として現在、世界94カ国にリアルティックの顧客を抱えています。

GE証券とタウンセンド社における長期の提携関係から、先進技術を集めた高機能なプラットフォームであるリアルティックを破格の150ドルにてご案内させていただくことになりました。こちらは日本人顧客専用の特別サービスとなります。是非この機会に、この素晴らしい製品を特別価格にてご利用ください。

またタウンセンド社は日本株のデータを入手することや、リアルティックの日本語版開発にも興味を示しており、近い未来には日本語で米株と日本株両方のデータをリアルティックにて表示させることが可能となるかもしれません。来週にはシカゴにあるタウンセンド社の本社にて日本株のデータやソフトの日本語化について直接話をする予定です。タウンセンド社との新しい提携関係に私達スタッフ一同、今後の展開に意欲を示しています。上記の件がまとまれば、皆様に世界レベルのデータを最新鋭のソフトウェアにて提供することが可能となります。

後ほど、それぞれお客様に新しいソフトウェアへのログインとなるユーザーネームとパスワードを別途Eメールにてお送りいたします。お客様の口座番号とサポートサービスは今までと変わりません。これから数日間、私達は皆様にとって出来る限りスムーズに移動ができるよう最善を尽くすつもりです。今までどおり、電話、チャット、Eメールでのお問い合わせが可能ですので、必要なときにはすぐにご連絡ください。


というわけで、また Real Tick へ戻ることになったのだが、初めて使われる方や、トレードストリームを使われていた方のために、ガイドを作ることにした。

デイトレードネットのサーバーには、前に作ったガイドがあるので、これを順次更新してゆくことにしよう。

今まで紹介してきた Tradestream のソフトを使われている方が多いため、こちらに、Tradestream から移行のためのガイド を作成した。

参考にされたい。


何故またリアルティックか?

セミナーでソフトを皆さんに提供してデモとしてトレーニングのために使っていただくには、いろいろな条件がある。

個人のトレーダーなら クアトロセットアップと同じで、一つだけの条件を満たしただけで気に入ったものを使うということにるだろう。

だがセミナーで、デモとして使ってもらうソフトを選択する場合、それだけでは皆さんへ勧めるわけにはゆかない。

 

さてではこうしたケースで最も大事なことは何 だろうか?

こうした売買という執行のできるいわゆる統合ソフトを選択する場合、安定性、機能、マクロプログラムの有無、手数料の安さ、などさまざまな理由があるだろう。

10年近くソフトを使ってきた経験上最も大事な点はサポートだと断言していいだろう。

つまりトラブルがない限り、安定性、機能、マクロプログラムの有無、手数料の安さ、などさまざまな理由が選択の際にはトップとなる優先順位となるかもしれない。

だが一旦サーバーが落ちるなどのトラブルになった瞬間、最も大事なことは、もしポジションを持っていた場合、どれくらい早くてポジションをクローズできるかがと言う点に移行するの だ。

まさにここが勝負となるわけだ。

サーバーの落ちない執行ソフトというものは、世の中に存在しない。

これは仕組みが分かれば理解できることで、当然だろう。

ある時期は落ちやすかったり、ある時期はサーバーを増強して落ちなかったと言う風には、そのソフトによって変わることはあるだろう。

だが落ちにくかったソフトも、安定性がよいという評判で顧客が増えると、サーバーへ大量の顧客が接続することになり、また落ちるようになるわけだ。

これはこうしたソフトの宿命だといってもいいだろう。

 

自分のパソコンから、オーダーが受け付けられなくなったら、我々トレーダーができることといえばそれはただ一つ。

そのブローカーのサポートへ連絡することしか手立てはないのだ。

私の口座の一つはRISAさんの証券会社なのだが、常にマイクロソフトのメッセンジャーで繋がっていることが視覚的にもわかる状態になっている。

当然のことながら日本語でいつでも連絡をすることができるうえ、いざとなれば電話をすれば済むわけで、これは万が一のときは大きなアドバンテージとなるはずだ。

私はアメリカに10年以上住んでいたから、英語で電話をすることはできるが、それでも日本語でサポートが受けられるというのは心理的にとても安心で心地よいものだ。

 

一般的に、手数料の安いところの問題点というのは、一旦サーバーが落ちると手数料の安さゆえに、たくさんの人が電話をかけ始めるという点だ。

そのためもし日本から国際電話をしても、繋がるかどうかはわからない。

また繋がったとしても、複雑な状況になった場合に、英語でサポートへ状況を正しく伝えることができるだろうか?

99%の日本人の方はこうした事態に、正しく正確に状況を英語で説明することはできないはずだ。

ポジションを持ったまま、反対サイドへ株価が急激に動くと、資金が大きければ大きいほど、その損失額は大きなものになるだろう。

安い手数料の差額の数年分が一瞬にして吹っ飛ぶということは、珍しいことでも何でもないのだ。

 

私が、セミナーで受講の皆さんにお勧めしているソフトは、常にこうした点を考えて、サポートを最重要視した結果として選択している。

シューマッカであろうとアロンソであろうと、ピットインしてガソリン補給ができなければ、完走さえおぼつかないのだ。

サポートの優秀さを無視したツケは、かならずいつかどこかで支払うことになることを忘れてはならない。


持ち主がリーマンブラザーズになった意味

Real Tick というソフトは、Tounsend Analytics, Ltd.   によって提供されていますが、そのタウンゼントのサイトのニュースリリースに、リーマンブラザーズによるM&A が行われたことが記載されている。

NEW YORK, December 20, 2005 ・Lehman Brothers, the global investment bank, announced today that it has acquired Townsend Analytics, a premier software development and global service provider for the financial services industry. Terms of the transaction were not disclosed.

2005年に行われた、リーマンブラザーズによるリアルティックの買取にかかった費用は、一説によると60億円ほどだといわれている。

Wall Street & Technology には Lehman Brothers Acquires Townsend Analytics という記事が掲載されている。

ここにはECNについての記述があります。
 

 

ここに日本語でリーマンブラザーズに関する情報があります。

ここには「リーマン・ブラザーズ証券会社の就職情報」が日本語で記載されています。

ここには2004年度の高額納税者一覧がありますが、リーマン・ブラザーズアジア地区最高経営責任者が38位に入っていますね。

ロイターのビジネスニュースには「米リーマン・ブラザーズ、日本の人員を今後3年で倍に」という記事があります。

 

またこういうニュースがあったことが記憶にある方も多いはず。

リーマン・ブラザーズ証券は3日、旧大蔵省で財務官を務めた榊原英資・慶応大教授(63)が、11日付で、同社東京支店アドバイザリー・ボードメンバー(顧問)に就任したと発表した。日本での業務全般について榊原氏から助言を受け、事業基盤の強化につなげたいとしている。(2005年2月4日 読売新聞)

リーマンブラザーズは、ライブドア株の件で一躍有名になったが、一部のマスコミは、ライブドア株について、全くトレードのことを知らないとしか思えない論調で書いていたことは皆さんの記憶に新しいはずだ。

その論調と言うのは「値上がり圧が一貫してかかり、市場の動きを見ながらリーマン・ブラザーズが手持ち株のカラ売りをずっと続けているため、結局市場の値上がりエネルギーはリーマン・ブラザーズの巨大なカラ売りが作り出すブラックホールの穴に全部吸い取られてることになる。そして結局はリーマン・ブラザーズのカラ売り株の買い戻し操作によって、キャッシュの利益となって、同社の懐に入ってゆく。」というものだ。

一見読めば正しいように思えるかもしれない。

リーマンが売買するたびに、巨大なポジションを売買することで株価は下落の影響を受けるのは確かだ。

だが、よく考えてみればわかるが、今度は空売り株の買戻しを始めた途端、今度は一転して株価上昇の圧力が必然的に生じるのがマーケットの仕組みなのだ。

つまり巨額な株の買戻しを下値で実行することはそれほど容易なことではないわけで、そのためにアルゴリズムトレードなどというプログラム売買で、その痕跡を消そうとするのだけどね。(笑)

だがチャートにはちゃんと、その痕跡があわられるため、どのような方法を使おうと、消し去ることはできないのだ。

その何よりの証拠は投資信託の成績をよく見ればわかるだろう。

巨額の資金を扱う投資信託では買えば株価は上がり、利益確定の売りを出せば株価は下がってしまう。

つまりなかなか利益が出せないのだ。

タイタニックは急に進路を変更できないからね。

ここに個人トレーダーのアドバンテージがあるわけなのだ。

 

今年(2006年)5月に予定しているアドバンスセミナーでは、このアルゴリズムトレード、つまりプログラム売買について、米国からゲストを招聘し、かなり突っ込んだプログラムを予定しているので、参加される方にとって衝撃のセミナーになることは間違いないだろう。

リーマンブラザーズについても、日本では知られていない情報をお伝えできるはず。

RISA さんからのメールにもあったように・・

近い未来には日本語で米株と日本株両方のデータをリアルティックにて表示させることが可能となるかもしれません。

というのがキーだといえばいいだろうか。

つまり近い将来にリアルティックで日本株と米国株をトレードできるようになる可能性は非常に高いのだ。

その根拠となるのは、リーマンブラザーズという組織の先進性と、その財務基盤の潤沢さだ。

必要なセクションには惜しみなく投資をする姿勢と、経済環境に対応する彼らの柔軟な姿勢は、ライブドアの件で実証済みだといってもいいだろう。

ここではこれ以上のことを書くことはできないが、とにかく、セミナーでリアルティックを使うことになったその意味は、年月の経過と共に明らかになってゆくはずだ。


おまけ

たまたま見つけたサイトですが、レイトをつけるサイトでなかなか面白いサイトですが、左側のソフト名をクリックするとかなり詳しい項目があります。

http://www.elitetrader.com/so/index.cfm

クリックが面倒な方のために、レートのチャートを貼り付けましたが、さてこうしてみると、トレードストリームって優秀だったんですね。

まあ一つの参考例ですので、ここでの評価がすべてではないことを申し添えておきます。
 

Tradestream


CQG


 

Trade Station8


Real Tick

 


 Real Tick に関してのお問い合わせ先


メールアドレス > 佐藤RISA さん。
Real tick は Real tick 社の製品であるため、デイトレードネットは直接関係ありません。
お問い合わせは上記へお願いします。


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