カテゴリ: 音楽 の一覧
- 2012年12月24日(月)Jingle Bell Rock - Randy Travis
- 2012年12月24日(月)Angel We Have Heard On High
- 2012年12月24日(月)It came upon a Midnight
- 2012年12月24日(月)Santa Baby - Warren Hill LIVE!
- 2012年12月23日(日)Have Yourself a Merry Christmas
- 2012年12月21日(金)WHAM ・ ラストクリスマス
- 2012年11月11日(日)ユリア・フィッシャー
- 2012年10月20日(土)ビージー・アデール
- 2012年10月10日(水)ドリーム
- 2012年09月09日(日)アコースティック・アルケミー
クリスマス・キャロルの一つで、キリスト教会では、聖歌・讃美歌となっている楽曲。
イントロのピアノこそ「しっとり」と始まるが、聞き惚れていると、ドラムのオカズが左右に振られ、いきなり斬り込んでくる。
アップテンポに乗ったWill Leeの切れのいいベースに乗って、バネッサが生きいきと歌いあげる。
生ギターの奏でる伴奏から始まりベビー・フェイスの特徴のある歌声が、脳裏に焼き付くように、染み込んでくる。
とにかく彼のノドが非常に柔らかいことが、その歌の肌触りから感じとることができるだろう。
黒人なのに、さらっとした肌合いの歌声の知的な感触が、聴く者を惑わせる。
途中の転調でいきなり、リズムセクションが入ってくるが、「これってあり?」というアレンジのセンスは鳥肌もの。
しかも、めまぐるしい転調の繰り返しは、聴く者の予想を裏切った直後に、思わぬ角度から切り込んでくるから堪らない。
エイミー・グラントは、素朴で飾らない表現が魅力だ。
カントリー畑出身だが、この曲を聴いている限り、そうした匂いは全く感じられない。
声の素朴な出し方と落ち着いた声の質感は、そうした「出身」によるところなのだろう。
LAST CHRISTMAS
George Michael
lWHAM!
余りジャズに馴染みのない方にもお勧めしたいのがこのアルバム。
アメリカのいわゆるスタンダードソングのよさをじっくりと味わうことができる。
そういうアルバムだ。
オリジナルのメロディーを丁寧に演奏しながら、ほんの少しだけ彼女らしさを加える。
そういったサジ加減がとてもエレガントな演奏の魅力は、ちょっと類を見ないテイストといっていいだろう。