「ノーカントリー」のコーエン兄弟の魅力が存分に味わうことができる、いわゆるコメディーのジャンルに属する映画なのだが、これが期待を上回る面白さだった。
というわけで今日は久しぶりの映画紹介。
CIAの機密情報が書き込まれていた1枚のCD-ROMを巡っての展開なのだが、この何の変哲もない冒頭の掴みをきっかけに、グイグイと映画に引き込まれるのはひとえに脚本の面白さのためだろう。
脚本はあらかじめ登場する芸達者な5人を想定して書かれたというだけあって、それぞれの個性が絡み合った極上の作品へと仕上がっている。