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遅すぎた介入

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今日の日経平均株価の日足は、まれに見る長い陽線!

株価は約1ヶ月ぶりに9500円台を回復したが、原因は午前10時半過ぎ、政府・日銀が6年半ぶりに円売り・ドル買いを実施したため。

電機や自動車などの輸出関連株が買われる展開となったわけだが、ではどの程度の効果があったのだろうか?

好きこそ物の上手なれという副題がついた「著者に聞く」という記事をご存じだろうか?

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この記事には、トレードの訓練を理解するうえで重要になるポイントが数多く含まれている。

記事はこちらにあるが、200万部超のベストセラーを連発しているノンフィクション・ライター、マルコム・グラッドウェル氏の最新作「What the Dog Saw」インタビュー。

ではその記事のポイントを集約し考察してみよう。

東京証券取引所の8月の月間売買代金は3年前の3割の水準へと落ち込んでいる。

これは先進国を中心とした株式市場の低迷の影響だろう。

基本的には米国の景気減速懸念という循環的な要因だと言われているが、さらにベビーブーマー世代の退職による構造的な問題が無視できなくなってきている。

金融危機による不況のため、家計部門では資産運用に慎重となるため、リスク資産を取り崩してバランスシートの修繕を前倒ししている可能性が高いのだという。

このように基本的には株価の上昇が期待しにくい環境が今後とも経常的に続く可能性が高くなっている。

つまり、今までの常識が通用しなくてってきているのだ。

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東京マーケットは相変わらず獲るのが難しい展開の日が多い。

だがボトムスキャンを使えば、順方向だけではなくボトムを打って反転するパターンを掴むことができるわけだ。

というわけで30日の東京マーケットで、教科書のサンプルのようなパターンが出現!

当然ネットエイドでガイドしたのですが・・

2010-08-30 09:08:38 hatch 電力3兄弟はロングサイドのガットボトム

さてどういうパターンだったのか?

電子書籍の黒船襲来! 全世界2000万部のベストセラー全文無料公開の衝撃には、人種、年齢、性別を超えた「成功の原則」が書かれています。

この「7つの習慣」はネットで告知されて、日替わりで内容が公開されるというので、読んでみました。

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8月30日(月)発売の「週刊ダイヤモンド」で特集が組まれるようです。

こうした自己啓発ものというのは、内面の変化に応じて、その意味あいが変わってゆくという、類を見ない独特な面白さがあります。

そこで思い出したのは、こちらの2006年1月16日に書いた「意思の持つパワー」という日記です。

ドル円は一時、83円台の円高となったわけですが、今日は記念として?!様々なタイムフレームのチャートでWATCH!

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まずは月足。

ハイローバンドギャッププレイならこういう展開ですね。

20MAのトレンドラインに沿って円は上げ続けているというわけです。

下方向が円高方向で、つまりは株価もだいたいこのように動くということですね

昨夜の米国マーケットですが、1週間休養後のネットエイドでは、なかなかエキサイティングな展開でした。

30分チャートを見ればわかりますが最初の30分は強く、その後は下げ続けるという展開で、往復ビンタパターンでしたね。

こちらにガイドした銘柄のチャートを掲載していますが、ロングサイドではAPKTが素晴らしいゲインとなりました。

チェックシートをつけ、エントリー方向と反対のローソク足が出たら脱出をする、という単純なことをその日の全トレードでできるように訓練をする。

これは再三繰り返している基本中の基本なのですが、実際にできる人は非常に少ないのが現実です。

というわけで、今日は「頭ではわかっているのに、アクションが起こせなくなる」という、いわゆる「ポジション・ブラインド」の原因についての考察です。

 

エントリー後、すぐに手じまってしまうため、利益が伸びないという方は意外と多いようですが、いくつかの解決方法があります。

最も多い原因はトレンドラインが見えていないケースなのですが・・

ではなぜトレンドラインとしての移動平均線が目に入らないのでしょうか?

その答えはポジションブラインド。

つまりエントリーすると、人格が変わったかのように、普通の精神状態とは遙かにかけ離れた状態になるためです。

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