今や日本・米国・EUなど、いまや世界中の国が、経済の立て直しを迫られる状況に瀕している。
だが、繰り広げられている対応には、戦略の違いが明確にあらわれている。
米国は生き残りるための「したたか」な戦略を立て、「攻め」の姿勢を崩さない。
ではEUや日本はどうなのか?
今や日本・米国・EUなど、いまや世界中の国が、経済の立て直しを迫られる状況に瀕している。
だが、繰り広げられている対応には、戦略の違いが明確にあらわれている。
米国は生き残りるための「したたか」な戦略を立て、「攻め」の姿勢を崩さない。
ではEUや日本はどうなのか?
トレーディングでは思うような結果が出ないことが、周期的に起こるケースが多い。
アタマで理屈としてわかっていたり、問題点だと思われることを見つけると、どうしても複数の目標を身につけようとしがちだ。
だが、複数の目標を一気に達成しようとしても、それは所詮無理な相談。
そういうときは、基本に戻ることだ。
昨夜の米国マーケットは、開始早々ハッキリしない動きで難しい展開。
だが途中からダウントレンド、1時間の終了前くらいからはさらなる下げという追い風。
最初の方でイマイチだったトレーダー達は、このあたりで一気に挽回出来るチャンスだったわけだ。
しかし、ここ3日くらいのオープニングは、伸びが鈍いためロスを出しやすい展開となっている。
不確実なマーケットで人間がやることだから、判断ミスなどでマイナスになることはあるわけだ。
大事なことは、そこからどう挽回し、どうまとめるかだ。
とはいっても、事故った原発の収束に比べれば、ラクなもの。(笑)
11月7日(月曜)の米国ナスダックマーケットの取引開始は午後11時30分からです。
4(金)の米国ナスダックマーケットはギャップダウンで開始したが、アタマは難しい動きだった。
3分後過ぎたあたりでロングサイドへ入った人は少なくなかったはず。
トレードフロアでは、「少し待った方がいい」という指示を出している。
特にロングサイドはね。
では何故ロングサイドを待てと指示したのだろうか?
インターネットのクーポン共同購入サイトを運営する米グルーポンが4日米ナスダック市場に上場。
初値は20ドルの公開価格から40%高の28ドル。
時価総額は約1兆2900億円で、京セラや住友商事に匹敵する規模だ。
5分チャートだが、イントラデイのトレーディングは、なかな難しいパターンだった。
2日の米国ナスダックマーケットは開始前に発表された全米雇用リポートで、雇用者数が市場予想以上に増加。
そのため大きなギャップアップで開始。
だが始まってみると、大きなギャップアップ時によく起きるギャップアップリバーサル。
というわけでショートサイドがメインとなる展開で始まったわけだが・・
開始30分後の折り返し点あたりで、下げ止まり、1時間が経過した後で強いアップトレンド領域へ。
日本時間の昨夜遅くに、米連邦公開市場委員会(FOMC)で、バーナンキFRB議長は追加金融緩和策へ言及。
FRBは今後数四半期の経済成長は緩やかなペースであろうと予測。
2011年から13年の米実質国内総生産(GDP)の見通しを引き下げた。
だがマーケットはポジティブに反応。
上はナスダック100Eminiの5分チャート。
黄色いマークあたりがFOMCによる発表タイミング。
昨夜の米国ナスダックマーケットは、大きなギャップダウンで開始。
ギャップダウンリバーサルでロングサイドへ動き始めたが、最初のプルバック以後上値は重く穫りにくい動き。
マーケット開始後30分(黄色いマークの位置)に2種類の経済指標が発表。
後半30分もチョッピーな動きのため利益を出すのが難しい地合い。