ギリシャの財政破綻懸念は根深く続いているが、本当に大丈夫なのか?
というのは、富裕層が税金をほとんど払っていないのだ。
財政再建の決め手となる税制は不備だらけで、脱税の悪習にも改善の兆しは見られず、青年層を中心に国に見切りをつけ、多くの人々が出国しているという。
独ウェルト紙によると、財務省の脱税摘発部署が、高級住宅地で有名なアテネ近郊のエカリ地区で、自宅プールの有無を申告するよう求めたところ、申告はたったの324件。
だが航空写真で確認すると50倍以上の約1万7000のプールが確認できたという。(笑)