どちらかというと、「素朴な疑問」に属するのかも知れませんが、2点についてご質問をいただきました。
一つは、銘柄選択関連。
もう一つは、チェックシートに関連するものです。
1.トレード中のチャート画面はどのようになっているのですか?
当然ながら何銘柄も表示されていると思うのですが、常にそれぞれの窓をドラッグして、候補になるような銘柄を一箇所にまとめたり、そういう画面操作をされてるのでしょうか。
2.チェックシートに「ヒゲ」とありますが、どこのことを指すのですか?
私は、ロングの時、陰線のHigh/Lowライン上の位置によって、○、△、×とマーキングしています。ショートの時はその逆です。
今更ながらのことをお伺いして大変恐縮なのですが、どうぞよろしくお願いいたします。
まずは、トレード中のチャート表示レイアウトと、画面の構成についてのご質問から。
これは使っているディスプレイの数によって違うでしょう。
トレードフロアでのトレーニングでは、17インチディスプレイを縦置きにしたものを3枚並べたものを使っています。
一番右のディスプレイは、執行ツールと、執行ウィンドウと連動するチャートが並んでいます。
真ん中のディスプレイは、「よい」と思われる候補銘柄。
ロングサイドとショートサイド銘柄は混在しているようですが、ディスプレイの中の場所で分けています。
左は私が指示した銘柄のチャートを並べているようです。
そして一度銘柄名を打ち込んだら位置は固定。
つまり真ん中と、左のチャートは銘柄がダブることがあるということです。
意見を聞いた2人のトレーダーは、イロイロやってみた結果、これに落ち着いたということでした。
大事なのは良い成績がコンスタントに出せているかどうか。
つまり銘柄選択がうまくいっているかどうか、つまり差し替える候補銘柄が探せているかどうかなのです。
慣れの問題もありますから、絶対に「これ」がベストというものはありません。
私は20インチディスプレイを縦置きで3枚使っています。
横一列が5銘柄×7段表示させることができるサイズです。
私の場合、一番左のディスプレイは、執行ツールと、執行ウィンドウと連動するチャートを並べています。
トレードフロアの2名のトレーダー達と逆の位置です。
これは慣れの問題なので、どちらでもいいでしょう。
違うのは真ん中と右のディスプレイでの表示。
中央は、ショートサイド銘柄。
右はロングサイド銘柄。
そしてよい銘柄順に並べ替えています。
一度打ち込んだ銘柄は、パターンによって、ウィンドウをドラッグし、並び替えます。
つまり最上段の横一行は、最もよいと思われる銘柄が並んでいる状態になるわけです。
その下の横一行は次に良いと思われる銘柄、というわけです。
コマンダーとしての現在のレイアウトは執行部分がなくなります。
そのかわりに、ネットエイド関連のウィンドウや、ボトムスキャンが並んでいます。
これが違うだけです。
チェックシートのヒゲは、単純にヒゲの長さです。
ロングサイドなら、長い上ひげは×。
次は△。
ローソク足に上ヒゲがなければ○。
つまり自分がエントリーしている方向に長いヒゲが出たら要注意なので×ということになるわけです。
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